市場背景
今日の印刷会社の売上は低迷を続けている。これはデジタル技術の進展とスマートフォンの普及より、インターネット広告や電子書籍市場が拡大し、商業印刷、出版印刷の需要が低下していることが主要因である。
また、デジタル技術の進展は、印刷物の価格低下をもたらすとともに、最近では円安により、印刷物の原材料となる紙やインキなどの価格急騰で、印刷会社の原価コストが上昇し、収益を圧迫している。今後もインターネット広告や電子書籍などのデジタルコンテンツの普及が見込まれ、印刷会社の経営はさらに厳しくなるだろう。
こうしたなか、印刷会社の売上を拡大していくためには、従来の印刷物に加え、デジタルコンテンツ・ビジネスに参入していく必要がある。
また、原価コストを低減していくためには、印刷工程のムダを省くためのデジタルワークフローを利活用するとともに、新規開拓と営業効率化のための Web 受注の活用と、調達・制作コスト削減に向けた流通ネットワークの整備が必要だ。
こんなことでお困りではありませんか?
- 標準原価や実質原価にて案件別に損益が把握しづらい。
- 工務部門で印刷機の作業進捗状況が把握しづらい。
システム特長
- 充実した見積管理、きめ細かい工程管理、徹底した原価管理が可能。
- バーコードを利用することにより、リアルタイムに進捗状況を把握することが可能。
また、作業時間の実績を同時に収集することで実質原価も把握することが可能。 - 標準原価は、お客様に合わせた社内標準の原価にて設定することが可能。
導入成果
- 案件ごとに利益が把握できるようになった。
- DTPから印刷、後加工までの作業進捗が図れるようになった。
システム概要図
機能一覧
営業業務 | 工務・生産管理 | 管理資料 |
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