市場背景
1982年、日本チェーンストア協会に加盟する小売企業が中心となりオンラインを標準化、JCA手順を制定。
1985年にはVAN事業が全面的に自由化され、これまで小売が自らおこなっていたデータの集配信をVAN事業者に委託し、JCA手順によるオンラインが一気に普及。
しかし長年各企業にメリットをもたらしたEDIは「小売毎の対応が必要」「モデムの入手が困難」「通信速度が遅い」などの問題が発生した。
EDIの問題を解決するため、経済産業省は流通システム標準化事業を推進。
小売・卸・メーカーなど多くの企業や団体が参加し検討を重ね、実証実験を通してまとめられたのが「流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)」。
「メッセージフォーマットの統一」「通信インフラの標準化」、「検品レス、伝票レス」に対応している。
こんなことでお困りではありませんか?
- 取引先からオンライン化の要請があるが、導入に時間と費用が掛かっている。
- 取引先ごとに専用システムを導入しているため、運用面やトータルの導入コストが掛る。
- 現行システムは、オンライン先の追加や修正がある度に、コストが掛る。
システム特長
- データの送受信機能が充実。
- 電話やFAX等による緊急受注にも対応可能な受注データの手入力画面や、欠品等が発生した場合のデータ訂正画面を装備。
- ターンアラウンド伝票や納入明細書、ピッキングリスト等のリスト出力機能を装備。
- 流通BMS(JX手順:SOAP-RPC)はもちろん、レガシーEDI(JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順)にも対応。
導入成果
- 取引先からオンライン化の要請に短期間・ローコストでの対応ができた。
- 取引先ごとに専用システムを導入していたが、システムの統一化ができ、サポートを簡素化することができた。
- オンライン先の追加や修正に容易に対応ができ、対応コストを削減できた。
システム概要図
機能一覧
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